赤色リップ

ルージュの伝言はきっと赤色。

あいまいに酔う

お題「口ぐせ」

 

「それでね、ほにゃららほにゃらら~なんだよ!…なんかよーわからんけど。」

そう、わたしは何か根拠もなく感覚で好きなものが沢山ある。

一目惚れとはまたちょっと違っていたりもするのだけれど、不思議なものや変わっているもの(人)にクラクラと酔ってしまうみたいだ。

 

だから、好きな(like)もの(や、人)の話をしていると「なんかよーわからんけど」と気づかぬうちに口走っていることを、いつか親友に指摘された。

でも実際にそうなんだよなぁ。。と思う。

 

”え、なにこれ”

 

それが原点。なにか自分だけが新たな発見をしたような感覚なのかもしれない。しかし

だからといって、追及するまでには到達しない。いや、しないというか敢えて追及しないようにしている。

なんだかよくわからないけど好き!っていうことにわたしは酔っていて、その曖昧な感覚に浸っているのが心地良いのだ。

 

好きなアーティストの方にしても作家さんにしても知らない部分がある方が、わたしにとっては好きの度合いが高まっていく気がする。

逐一プライベートを覗いたり、過去を遡ったり、色んな活動を全てにおいて網羅したいなんて、とてもじゃないけど思わない。

そういうことしてるんだ、へぇ、ふ~ん。。とちょっと冷めた目線でファンなのだ。

わたしが熱弁している割りにそういう風だから、よく突っ込まれる「ファンじゃないの?」、と。

 

好きだけど、その人の全部を知っているとか追いかけたい欲は無くなった。高校の頃にKAT-TUNの追っかけを一年間やってそれからはもう、ちょっとお腹いっぱいになったのかもしれない。(追っかけやめたのも、よし、受験勉強しよう。とかそんな理由で)

 

と、いうか

本当に”今”目の前にある現実の方が大事だったりもして、それはそれで具体性を持つものであるからちょっと息苦しさを覚えたり。

そうすると、手の届かない憧れの対象にはそこまでのことを求めていない自分がいる。

 

「なんかよーわからんけど」

それくらいが、ちょうど良いさじ加減なのだ。

 

ふわふわと

ゆらゆらと

手に入りそうで入らないくらいの曖昧さが。

 

なんだかよくわからないけれど、好き。そういうものにわたしの心は揺れ踊る。

これからも、きっと。。